陰暦の９月は色取り月。


今の暦の９月から

１１月くらいまでの間、ちょうど

木の葉が彩る月のことをそういいます。



朝のお散歩コースに

あたらしく加わったｍｙ紅葉スポットは

夏の真っ盛りに、

緑のツタで見事に覆われていた

近くのビルの壁面。


紅葉するのを

楽しみにしていましたが、

ちょうど今、見ごろになりました。


まっかに色づいた

ツタの葉がとてもきれいです。


地面に落ちた葉はおみやげにして

秋の彩りでテーブルの上を飾りましょう。



空の色や高さ、

風の匂いもかわって

ゆっくりと秋が深まってきました。


家の近くで草もみじをさがしてみたり

すこし遠出して

朝霧にけむる山々を見にいったり、

私の一番すきな季節を愉しんでいます。

甘栗をつかって

栗のムースをつくりました。


甘さはだいぶひかえめです。



アトリエmiyuuのレッスンを

再開することになって、おやつ作りも復活。


ちゃんとできるかなと

すこし心配していましたが、

うれしいことに作り方を手が覚えていました。


やればできる！ と調子にのっていたら

２回目はちょっと失敗（^。^）

栗のムースが

アイスクリームになってしまいました。


だけど、これはこれでおいしいから

許してもらうことにしようっと・・・（苦笑）



オランダにおひっこしをしてから

誕生日や記念日に

ケーキを焼く程度でしたが

これからまた、色々と作ってたのしめそうです。


喜んでくれる人がいるから、がんばれる。

元気をくれる人の力ってすごいなぁ。


なんだかとってもうれしいです。


新しい出会いと再会に感謝。

秋晴れのいい天気。


青い空をスイスイと

トンボが横切っていきます。


それを見ていたら

私もどこかに出かけたくなりました。


熱いお茶をいれた水筒に

久しぶりに作る自分のためのお弁当。

おでかけ気分も上がって、

準備OKです。



今日の下町さんぽの目的地は、佃島。

家から自転車に乗って１０分位のところにある佃島は

隅田川河口の近代的なビルと昔ながらの町並みが混ざり合って

印象的な風景が広がる街。

雰囲気のある路地が多いのも魅力的です。

ゆっくりと散歩を楽しんでいたら

ちいさな路地を曲がったら所に

今も現役で使われているポンプをみつけました。

こういう古いものが大切にされているとうれしくなります。


佃島と言えば

おいしい佃煮が有名ですが、

そろそろお昼時、お腹も空いてきました。



佃公園の石段を降りると

隅田川沿いに遊歩道が続いています。

そこに、ひと休みするのに

ちょうど良さそうなベンチを発見。


お話の中にでてきそうな

きれいな白い塔の中央大橋と

隅田川を行きかう

いろいろな形の水上バスや遊覧船を眺めながら

開放感たっぷりのランチをたのしみました。


このベンチ、２０１１年

お気に入りの場所ランキング上位決定です。

電線の向こうに広がる空は

きれいなオレンジいろのグレデーション。


「むかし、おじいちゃんの家にも

柿の木があったねぇ」

そんなことを話しながら

コンビニの買い物袋をさげた母と

夕やけのなかをさんぽしています。


こどもの頃に見たことのあるような

どこかなつかしい故郷の風景です。



仙台で生まれ育った私は

結婚をしてから

別の場所で暮らし始めました。


新しい家族も増えて

東京、福岡、オランダと

おひっこしも数回。時を重ねるうちに

ちいさかった子どもたちも

すっかり大きくなりました。


そして、今度は私が見送る番。

ただいま、子離れ親ばなれの真っ最中です。



離れていても

こころのなかでつながっていればいい、

お互いに想い合うことが大切と思っていました。

だけど、いざそうなってみると

さみしさにこころが揺れる日もあります。


こども達にとって

わたしのいる場所がふるさと。



i hope you are fine.



母の気持ちがすこしわかったような気がします。

atelier Miyuu
x'mas Arrangement 2011




アトリエmiyuu　リ・スタートの第一歩は

わたしの大好きな木の実をたくさん使った

森の香りのするようなクリスマスリースです。


レッスン再開を待っていてくださった皆様、

ありがとうございました。


オランダから帰ってきて１年、

こうしてまたアトリエmiyuuの活動を

始めることができて、とてもうれしく思っています。


なつかしいお顔に

会える日が今からたのしみです。


もちろん、初めての方も大歓迎！

ニッコリ笑顔でお待ちしています。