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風のさんぽ <日本発>

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こころの持ち方 23,March,2011 





「スーパーマンのように

空を飛んでいければいいのに」


大きな災害のあと、

やってきたのは、何かしてあげたいのに

思うようにならない、あせりや憤り。


繰りかえし繰りかえし、まるで不安をあおるように

報道される被災地の悲惨な状況。

ずっと見ていると、

TVの画面に引きこまれて動けなくなったり

涙がでてきたり、罪悪感にとらわれそうになったりします。


そんなときは、すこしだけ

こころの持ち方を変えてみましょう。


身の安全を守るための

情報を手に入れたら

TVの前から離れてみることも大切です。

マイナスの強い

エネルギーに引っ張られないように、

感受性の強いちいさな子どもたちやお年を召された方の

こころを守ってあげてください。


祈ることしかできませんが

この困難なときを近くにいる人と支えあって

どうか乗りこえていってほしい


こころから願う毎日です。







寒もどり 10,March,2011 



窓からみえる空は

けむるような白菫色。


さっきまで降っていた雨が雪にかわりました。



風に舞い上がる雪をみていたら、

いつも、小雨まじりの強い風が吹いていた

キンデルダイクの風車を思い出しました。


その場所を幾度たずねても

風車小屋からみえる空は今日と同じ白菫色。

きびしい自然の中で暮らしていた風車小屋の番人たち。

長い冬があけて、春が来たときは

きっと、とても嬉しかったにちがいありません。



青々とした広い空の下、

お日様のひかりあふれる季節のはじまりを

「It's a beautihull day!」

オランダの人は笑顔でよくこういっていました。


弥生3月はあたたかくなったり、寒くなったり…。


それでも、ゆっくりと季節はかわり

木々は芽吹きの準備をはじめ、桜も蕾をふくらませ

花を咲かせる時を待っています。


春のはじめに降る雪。


さあ、今日の夕ごはんは

あたたかいお鍋にしましょうか。







春色のコーディネイト 8,March,2011 



風はまだ冷たいけど

空気の色は、もうすっかり春の色。


私も、明るい春の服を

さがしに、街に出かけてみました。



そして、みつけたのは

きれいなピンクの花柄スカート。

家に帰って、萌黄色の

カーディガンに合わせてみるとぴったり。

春色のコーディネイトになりました。


コーディネイトを考えるとき、

いちばん大切にしているのは、色使いです。


柔らかな茶色の

お気に入りのコートには

桜色のショールをくるりとひと巻き。


そのときの空気の色にあわせて

小物などでアクセントをつけるのが私流。



デパートに行ってお買い物もしますが、

フリーマーケットやリサイクルショップもよく利用しています。

とくに、ショールは大好きなので

いつのまにか、たくさん集まってしまいました。


最近、だんだん面白くなってきたのは

彼の服と私の服、二人合わせてのコーディネイトです。


この春、彼におすすめはピンクのワイシャツですが

はたして彼は着てくれるかな?





おいしい器 2,March,2011 





毎日の食卓でつかっている

絵付けのきれいな印判(いんばん)のお皿。


明治から大正にかけて、暮らしの器として

たくさん作られて、親しまれてきました。

蝶や鳥、植物などの他に、外国の人々、

風景をモチーフにしたものなど、いろいろな図柄があります。

骨董市などでよく見かけますが、

「これだ!」と思う1枚をさがすのはとても楽しいです。



和骨董は昔から好きでしたが

毎日の食卓で楽しむようになったきっかけは

主人が学生の頃から、おつきあいを

させていただいている、先輩ご夫婦の影響です。

結婚する前、主人に連れられて

ご夫妻のいらっしゃる山の家に、はじめて遊びにいきました。

夕ごはんの時間になって

食卓に並べられた、青い絵付けのきれいな印判のお皿。

それは、手作りの木のテーブルに

よく似合っていて、ひとめで気に入りました。

でも、もっとステキだったのは、ご夫婦の生活スタイル。

「私達もいつかそうなりたいね」

そのときからずっと、あこがれの存在になりました。

こうして始まった印判のお皿とのおつきあい、

ごはんの時間をいつもたのしくしてくれます



「おいしい」って、喜んでもらえるように

家族の体のことを考えて、キッチンに立つ私。


そして、こころの栄養になっているのは、

毎日の食卓を彩るおいしい器です。





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