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March,2011 |
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こころの持ち方 |
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寒もどり |
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春色のコーディネイト |
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おいしい器 |
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オランダ編 |
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風のさんぽ <日本発> |
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「スーパーマンのように
空を飛んでいければいいのに」
大きな災害のあと、
やってきたのは、何かしてあげたいのに
思うようにならない、あせりや憤り。
繰りかえし繰りかえし、まるで不安をあおるように
報道される被災地の悲惨な状況。
ずっと見ていると、
TVの画面に引きこまれて動けなくなったり
涙がでてきたり、罪悪感にとらわれそうになったりします。
そんなときは、すこしだけ
こころの持ち方を変えてみましょう。
身の安全を守るための
情報を手に入れたら
TVの前から離れてみることも大切です。
マイナスの強い
エネルギーに引っ張られないように、
感受性の強いちいさな子どもたちやお年を召された方の
こころを守ってあげてください。
祈ることしかできませんが
この困難なときを近くにいる人と支えあって
どうか乗りこえていってほしい
こころから願う毎日です。
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窓からみえる空は
けむるような白菫色。
さっきまで降っていた雨が雪にかわりました。
風に舞い上がる雪をみていたら、
いつも、小雨まじりの強い風が吹いていた
キンデルダイクの風車を思い出しました。
その場所を幾度たずねても
風車小屋からみえる空は今日と同じ白菫色。
きびしい自然の中で暮らしていた風車小屋の番人たち。
長い冬があけて、春が来たときは
きっと、とても嬉しかったにちがいありません。
青々とした広い空の下、
お日様のひかりあふれる季節のはじまりを
「It's a beautihull day!」
オランダの人は笑顔でよくこういっていました。
弥生3月はあたたかくなったり、寒くなったり…。
それでも、ゆっくりと季節はかわり
木々は芽吹きの準備をはじめ、桜も蕾をふくらませ
花を咲かせる時を待っています。
春のはじめに降る雪。
さあ、今日の夕ごはんは
あたたかいお鍋にしましょうか。
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風はまだ冷たいけど
空気の色は、もうすっかり春の色。
私も、明るい春の服を
さがしに、街に出かけてみました。
そして、みつけたのは
きれいなピンクの花柄スカート。
家に帰って、萌黄色の
カーディガンに合わせてみるとぴったり。
春色のコーディネイトになりました。
コーディネイトを考えるとき、
いちばん大切にしているのは、色使いです。
柔らかな茶色の
お気に入りのコートには
桜色のショールをくるりとひと巻き。
そのときの空気の色にあわせて
小物などでアクセントをつけるのが私流。
デパートに行ってお買い物もしますが、
フリーマーケットやリサイクルショップもよく利用しています。
とくに、ショールは大好きなので
いつのまにか、たくさん集まってしまいました。
最近、だんだん面白くなってきたのは
彼の服と私の服、二人合わせてのコーディネイトです。
この春、彼におすすめはピンクのワイシャツですが
はたして彼は着てくれるかな?
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毎日の食卓でつかっている
絵付けのきれいな印判(いんばん)のお皿。
明治から大正にかけて、暮らしの器として
たくさん作られて、親しまれてきました。
蝶や鳥、植物などの他に、外国の人々、
風景をモチーフにしたものなど、いろいろな図柄があります。
骨董市などでよく見かけますが、
「これだ!」と思う1枚をさがすのはとても楽しいです。
和骨董は昔から好きでしたが
毎日の食卓で楽しむようになったきっかけは
主人が学生の頃から、おつきあいを
させていただいている、先輩ご夫婦の影響です。
結婚する前、主人に連れられて
ご夫妻のいらっしゃる山の家に、はじめて遊びにいきました。
夕ごはんの時間になって
食卓に並べられた、青い絵付けのきれいな印判のお皿。
それは、手作りの木のテーブルに
よく似合っていて、ひとめで気に入りました。
でも、もっとステキだったのは、ご夫婦の生活スタイル。
「私達もいつかそうなりたいね」
そのときからずっと、あこがれの存在になりました。
こうして始まった印判のお皿とのおつきあい、
ごはんの時間をいつもたのしくしてくれます
「おいしい」って、喜んでもらえるように
家族の体のことを考えて、キッチンに立つ私。
そして、こころの栄養になっているのは、
毎日の食卓を彩るおいしい器です。
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