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February,2010 |
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だるまさんがころんだ |
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教 会 |
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あかいいろ |
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コンセルトヘボウ |
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風がくれたおくりもの |
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期間限定の恋人 |
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ひろいもの |
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みそ味 塩味 中華味 |
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木の芽月 |
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ふくら雀と節分 |
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January,2010 |
December,2009 |
November,2009 |
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September,2009 |
August,2009 |
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June,2009 |
May,2009 |
April,2009 |
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※ |
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風のさんぽ <日本発> |
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だるまさんがころんだ |
27,February,2010 |
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向こうから道を歩いてきた人が
ピタッと動きをとめてしまいました。
こどもの頃によくしていた、鬼がふりむいて
こちらを見ている時に動くとつかまってしまう鬼ごっこ、
「だるまさんがころんだ」をしているみたいです。
あとで、携帯の画面に
見入っていたことがわかりましたが、
そのまますれちがうと思っていたので
急に動かなくなったとき、不思議な場面を見ているようでした。
普通すぎて普段は気がつかないけれど、
そうでなくなったときにわかることがあります。
オランダにきて一番それを感じたのが、お日さまのひかり。
朝になり、窓の外があかるいのは、
日本にいればあたりまえですが、ここではちがいます。
冬の間はまいにち目がさめても、
夜のつづきのような朝がやってきました。
そんな朝をいくつもむかえて、わかったことが一つあります。
大切なのは、 草木が風になびくように
しなやかなこころで、 やわらかく変化を受けとめること。
お日さまのあかるいひかりの中で暮らせる喜び。
オランダで改めて気づき、教わったことです
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教 会 |
24,February,2010 |
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日曜日、朝の礼拝が始まる時間です。
ゴシック建築の高い天井から、
パイプオルガンの美しい音が降りてきました。
正面にある深い赤の十字架のステンドグラス。
様々な青い色のカットガラスがつくるひかりの芸術。
とてもきれいで目がはなせません。
12時になりました。
ここはユトレヒトのドム教会。
古い塔の上から
鐘の音が街になり響いています。
ヨーロッパにある壮麗な教会を
時間をみつけては訪ねています。
ドム教会やブリュッセルのサンミッシェル大聖堂。
アムステルダムの聖ニコラウス教会や西教会。
まだまだたくさんあって
日曜日のたのしみはつきません。
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あかいいろ |
21,February,2010 |
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風にふかれてふわふわと
プラタナスの小枝につもった雪が舞降りています。
きょうは一面の銀世界になりました。
この季節、オランダでは「ギャゼリング」といって
お家の中でキャンドルを灯し
親しい人とゆっくりおしゃべりをして夜をたのしむそうです。
冬の夜をすごすのに
かかせないキャンドルのあかいひかり。
キャンドルだけでなく、あかいいろには
体温をあげて免疫力をアップする効果があるとか。
年齢や性別にかかわらず
あかいいろの上着や小物を身につける人が多いのは、
あたたかなお日様のいろが恋しいからかもしれません。
それにしても、寒さにまけず
お洒落にあかいマフラーをくるっと巻いたり、
あかいコートをきた、すてきな年配の方の多いこと。
わたしも見習いたいと思います。
気がついたら、
家のまわりにたくさん生っていた
ピラカンサのあかい実がひと粒もなくなっていました。
どうやら冬の間の小鳥のごちそうになったようです。
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コンセルトヘボウ |
18,February,2010 |
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コンセルトヘボウ
オランダ語でコンサートホールを意味します。
長い年月を感じさせるクラッシックで重厚な建物。
今から120年以上も前に建てられたそうです。
優雅で気品あるホールは
内装がすべて木造でできているため
その響きがとても美しく、
世界三大コンサートホールのひとつに選ばれました。
アムステルダムが世界に誇る
ロイヤル・コンサルトヘボウ管弦楽団の本拠地です。
ドレスコードは自由。
着飾った姿の人も
カジュアルな服装の若い人もいます。
赤いカーペットの敷かれた階段をのぼって
二階席へいきました。
私の向かい側に座っているのは、
椅子に深く腰をかけて、目をつぶっている老紳士。
音楽をこころから楽しんでいる様子で、
時折、曲にあわせて頭が小さく揺れています。
ステージではブラームスのピアノ曲がはじまりました。
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風がくれたおくりもの |
16,February,2010 |
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西からの風がつよく吹いた次の日のあさ。
運河沿いをさんぽしていると
ときどき道の途中に風がくれたおくりものがあります。
きょう、みつけたのはちいさな白い羽。
とおくから歩いてきてもすぐわかりました。
それは、そこだけちいさな白い光が射しているようだったから。
風にふかれてどこからか
ふうわりふうわり飛んできた白い羽。
風がくれたおくりもの。
きょうはいいことがありそうです。
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期間限定の恋人 |
14,February,2010 |
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フランス映画のように
もういちど恋する気持ちで暮らしてみよう。
そう思ってやってきたオランダの国。
ふたりが出会ったときに始まった物語は、
長い年月の間、主人公がひとり、またひとりふえて
そして今、ふたりになりました。
これは期間限定かもしれないけれど、
原点にもどれるチャンスかもしれません。
もう一度はじめから・・・。
今日はバレンタインデー。
好きな人に想いを告げる日です。
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ひろいもの |
11,February,2010 |
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空からつぎつぎと降りてくる、ぼたんゆき。
こんなにゆきが降るオランダはめずらしいそうです。
きっと神様が、今年の冬は雨よりも雪がすきな私のために
きれいなオランダの雪景色をみせてくれているのかも。
そんなことを想いながら窓の外をみていたら、
ゴミ捨て場に置かれている木の椅子に目がとまりました。
部屋の中からしばらく見ていたのですが
やはり気になるので外にでてみました。
ゆきをかぶって捨てられていた古い木の椅子は
作りがまだしっかりとしていて、座面にきれいな模様が浮き出ています。
背もたれのカーブもいい感じ。
ちょっと迷いましたが、次の瞬間には
椅子を抱えてうきうきと階段をのぼっていました。
部屋にもどったらきれいに拭いて、
それから、ゆっくりと春を待ちながら、
ていねいにやすりをかけたり、ニスをぬったり、
アンティークのステキな椅子によみがえらせてあげましょう。
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みそ味 塩味 中華味 |
8,February,2010 |
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今日はどんな鍋にしましょう?
3日前にダイエット宣言をしてから、
鍋もの中心の夕ごはんに
彼もつきあってもらっています。
きのうはみそ味のちゃんこ鍋。
その前は魚と野菜の水炊き。
白菜と鶏肉の塩鍋もいいし、
中華風のとろみのついた鍋もいい。
水ぎょうざの鍋には、
ねぎと白菜をたっぷりといれましょう。
魚貝から出たスープがおいしいトマト鍋。
小さなロールキャベツを入れたおでんもいいナ。
変わり所はカレー味。
お鍋の後のうどんや雑炊は
おいしいけれどひかえめにして、
腹八分をめざしてがんばりましょう。
う~ん・・・できるかな?
お鍋メニュー、まだまだ続きます。
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木の芽月 |
6,February,2010 |
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よるが白々あけてくると、鳥がどこかで鳴きはじめます。
空は春に咲く白菫の色、
雲の切れ間からときどき青空が顔をのぞかせています。
2月は木の芽月。
外はまだ寒いけど、
風やひかりのなかに春の気配がする朝。
こんなふうに季節のうつりかわりを
肌で感じられるのはとてもうれしいことです。
でも、さむくて長い冬があったからこそ
こんなに春がくるのが待ち遠しく感じられるかもしれません。
さあ、窓をあけて深呼吸しましょう。
木々はもう枝の先をふくらませ
こぶしの木もたくさんつぼみをつけています。
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ふくら雀と節分 |
2,February,2010 |
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寒さに羽をふくらませて、
ころころと丸くなった冬雀。
そのかわいらしい姿がみられるのもあと少し、
だんだん春が近づいてきました。
2月のお楽しみは豆まき。
こどもの頃からおひなまつりと並んで好きな行事です。
こどもたちがちいさいころは、じゃんけんで負けて
鬼のお面をかぶった人が豆をぶつけられていましたが、
おおきくなってからは、
互いに豆のぶつけあいをするようになりました。
何かを人にぶつけるということが日ごろなかったので
一年に一度「鬼はそと!」と大声を出しながら
おもいきり豆をぶつけあうのは、ストレス解消になって面白かったです。
豆をまいた後は年の数だけ拾って、
一年の無事を祈ってたべることを忘れずに。
さて、あしたは節分。
豆の用意はOK!
それではおもいきり今年もやりますか♪
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