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April,2010 |
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BON BON |
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新緑のパリ |
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まだ ナイショ |
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窓ふきおじさん |
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パンチのきいたかわいいもの |
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例えばこんなこと |
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桜 人 |
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おもてなし |
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まひるの流星 |
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春を告げるきいろい花 |
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March,2010 |
February,2010 |
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December,2009 |
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June,2009 |
May,2009 |
April,2009 |
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※ |
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風のさんぽ <日本発> |
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BON BON |
28,April,2010 |
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ちいさいときから、絵を描いたり、
字を書いたりするのが、すきでした。
日記がわりのノートは、
10代の頃から数えると、どの位の数になったでしょう?
お嫁さんになってから、
書く内容はすこし変わって、まいにちの暮らしのことや、
夕ごはんのメニューがあたらしく加わりました。
「おかえりなさい」というこのノートは
娘が生まれてから
イラスト入りの育児ノートにもなって、
それからずっと続きました。
そして、昨年、あたらしくみつけた自分を発散させる場所。
オランダでの日々の想いを、好きな写真と文章で
感じるままに綴り、それをホームページに載せていくこと。
書くことで、いつもの日常が
ドラマ以上にドラマ化する、たのしい発見。
この遊びはもしかしたら
おばーちゃんになるまでずっと続くかもしれません。
もしそうなったら・・・。
考えるだけでも、ちょっとステキです。
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新緑のパリ |
25,April,2010 |
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水色にピンクの絵の具を
すこし混ぜたような、明るい4月の空。
クロワッサンとカプチーノの朝食をすませたら
早めにホテルを抜けだします。
きょうは、メトロ(地下鉄)に乗って
オペラの二つ手前の駅、ルーブル美術館前で下車、
そこから歩いてパリの街を散策するつもりです。
階段を登って外の広場にでると、目の前を
大きなシャボン玉が、ふうわりとよこぎっていきました。
見回すと、人だかりのまんなかで
ロープを使って、大きなシャボン玉を作っている人がいます。
どこからか流れてくる、チェロの音色。
広場をゆっくり歩いていくと、壁を背にして
サンダルばきでチェロを弾いている人に会いました。
ルーブル美術館をぬけると、
そこはもうセーヌ川のほとりです。
河畔をさんぽする人を迎えてくれる、
美しい新緑のプラタナスの並木。
行きかう遊覧船。
川むこうには橋がかかっていて、
朝の光をうけて、河面がキラキラと輝いています。
古本屋が並んでいる川沿いの道。
ベンチにすわって新聞を読んでいるおばあさん。
亜麻色の長い髪を風になびかせて通り過ぎていった、
ローラースケートを履いたおしゃれなパリジェンヌ。
レストランのテラス席にかけられている、
真っ白なテーブルクロス。
見上げると、マロニエの
若葉にひかりが透けてとてもきれいです。
朝でかけるときは、コートを羽織っていましたが、
日中はどんどん暖かくなって、半そで姿の人も目につくようになりました。
古い石畳の道路と美しい街並み、立ち並ぶ街灯。
新緑のパリ。
この次は、どんな顔をみせてくれるのか楽しみです。
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まだ ナイショ |
23,April,2010 |
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なにかいいことを思いついたとき、
こころのなかであっためて
すこしだけ、ひみつにしておきたい私。
でも、いつもとちがって、顔に書いてあるらしく
「なにかいいことあった?」とすぐにばれてしまいます。
今朝もそんなやりとりがあって、
「まだ、ナイショ」そう答えたら
「内緒にしてることなんて、全然できないくせに」
と、笑われてしまいました。
そういえば、ちいさいときから
悲しいことはこころにしまっておけるのに、
たのしいことやうれしいことは隠しておけません。
誕生日や記念日のプレゼントは
その日がくるまでひみつにしておけず、
つい、うれしくて言ってしまい、よく失敗しました。
だけど、それとこれとは話が別。
きょう、思いついたことは、やっぱり、まだナイショです。
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窓ふきおじさん |
20,April,2010 |
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窓ふきおじさんやってきて
きょうもはしごにのりました。
おじさんをのせたはしごは
ぐんぐんと屋根までたかく伸びていく。
窓ふきおじさんはしごのうえ
きょうも窓をみがいてます。
お空のちかくの木の枝で
小鳥がそれをみてました。
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パンチのきいたかわいいもの |
17,April,2010 |
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「あっ、かわいい」
散歩の途中で見つけた
水色と黒とむらさきに色分けられた
フォルクスワーゲンのうしろ姿のかわいいこと!
オランダで出会ったかわいいものは、
どれも、色づかいや形、大きさがちょっと変わっています。
ふわっとした甘さはないけど、インパクトのある不思議なかわいさ。
オランダのかわいいものにはそんな魅力があります。
不思議の国のアリスの中に
出てくるうさぎも、オランダバージョン。
オランダでみつけた
パンチのきいたかわいいもの、第1弾です。
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例えばこんなこと |
14,April,2010 |
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例えば ザブザブ気軽に使えて
肌にあう普段用の化粧水をみつけたとき。
例えば 日本から持ってきた
お気に入りのコンデショナーのストックがなくなって、
オランダのスーパーで買ったものを使い始めたとき。
ちょっとうれしい、こんなちいさなことを
まいにちつみ重ねて、新しい土地に
だんだん自分の居場所ができてきました。
初の海外生活は
見るもの、聞くもの、初めてのことばかり。
面白いことも、とまどうことも、山ほどありました。
そんなまいにちのなかで
みつかるちいさな喜びは、わたしに元気をくれます。
例えば あかるい朝をむかえたとき。
例えば 空のいろが柔らいで、
季節がかわったことを知ったとき。
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桜 人 |
11,April,2010 |
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花の咲くすこし前の桜は、
木の枝や幹そのものが花のいろに染まり
遠くからみると、うっすらとあかくけむったようになります。
すこし早い桜人になって
その景色をたのしみながら、桜並木の下をよく散歩していました。
それからすきだったのは、
薄紅色の花も盛りをすぎて
はらはらと風に舞い落ちる頃にできる花いかだ。
はなびらで白く染まった水面は、ゆっくりと流れていて
それをボーっとみているのがすきでした。
アムステルダムのBoss公園のなかに
日蘭の友好の記念として植えられた桜の林があるそうです。
オランダの桜、今年は会いに行こうかなと思っています。
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おもてなし |
8,April,2010 |
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まひるの流星 |
5,April,2010 |
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晴れた青い空。
ちいさなひこうき雲が
すうっと現れては消えてゆきます。
まるで真昼にみえる流れ星のようです。
消えないうちに願い事をしましょう。
家族の健康。
おだやかな毎日。
こどもたちのしあわせな未来。
よくばりすぎでしょうか?
ちいさいとき、夢みたお嫁さん。
その夢はかなって、今は、愛するひとと共に
年を重ねて、かわいいおばあちゃんになりたいです。
青い空に現れては消える、まひるの流星。
どこかで小鳥が鳴きはじめました。
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春を告げるきいろい花 |
2,April,2010 |
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早春の森を歩いていて、茶色い木々の間に
きいろの花が咲いているのをみつけると、うれしくなります。
こぶし、たんぽぽ、れんぎょう、水仙。
春を告げるきいろい花。
今、オランダでは、黄水仙の花が
道のいたる所で咲いていて、とてもきれいです。
結婚してすぐの頃、
住みはじめたアパートの近くに
たくさん咲いていた、れんぎょうの花。
花曇の日に通りかかると
そこだけパッとあかるくなっているようでした。
見ているだけで元気をもらえそうで、
きいろい花によく会いにいきました。
花言葉は、叶えられる希望。
今でも、これからもずっと、
私にとってれんぎょうは、元気をくれる花です。
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