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風のさんぽ <日本発>

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手作りの服 28,July,2011 





無印良品で麻のワンピースを買いました。

生成り色ですこし厚めの生地、

袖なしのシンプルなワンピースです。

体が中で泳ぐように

すこし大きめのサイズにしました。

夏の普段着として活躍してくれそうです。


胸のところにタックが寄せてありますが

ほとんど原型に近いデザインなので

これならまねして作れるかもと

生地屋さんへ出かけてみました。



「いつ作っているの? よく時間があるね」

こども達が小さい頃、

ママ友だちから感心されるほど好きだった服作り。


家事の合間をぬって、ミシンをダーッとかけたり、

チクチク刺繍したりする時間は

毎日のなかでいい気分転換になりました。

子どもたちと3人

おそろいの服を着て歩いていると

知らない人にも声をかけられてうれしかったです。

好きな形にエプロンをデザインして着ていたら、

友だちから同じものをリクエストされたこともありました。


きいろい看板が目印の

お気に入りの生地屋さんは、家からすこし遠い場所にありましたが、

足しげく通っているうちに、店主のおばあさんとすっかり顔見知りに。

そのうち、お菓子やお茶をだしてくれて

生地を選んでいる間、こども達と遊んでくれるようになりました。

まるで親戚の家に行くようで、とても楽しかったです。



すっかりご無沙汰になっていた手作りの服ですが、

ひさしぶりに出かけた生地屋さんには

小花柄、エスニック柄、かわいらしいプリントの布がいっぱい。

乙女心をくすぐられ、ミシンをカタカタ

ワンピ-スを作ってみたくなりました。

さあ、手作りの服ブーム復活となりますか?





ねぎ好き 22,July,2011 



夏休みに入り、台風も一緒にやってきました。

「ザァー」っと音がして

窓の外をみると、空は一面しろく煙っています。

雨はすぐに止んでしまいましたが

涼しい風のうれしい置き土産をくれました。

暑いのは平気なのですが

お日さまのつよい光にあたるのはちょっと苦手。

だから、夏になると

光がやわらぐ夕方になるのを待って

お買いものに行くようにしています。

たいてい 近所のスーパーは、

その時間タイムセール中♪

今日はわけぎが50円!

ねぎは大好きなので、

よろこんでさっそく3束購入。

それから小ねぎ1束とニラを2束。

買い物かごの中は瞬く間に

ねぎで一杯になってしまいました(笑)



まいにちのご飯作りに

欠かせない食材のねぎ、

夏バテ防止にも効果があるとか。


子どもたちが食べ盛りだった頃、

いちばんリクエストの多かった夏のごはんは

揚げ鶏の甘辛ねぎソースがけ。


豚肉の梅蒸しなどの

肉料理にたっぷりと添えた白髪ねぎや

青ねぎをどっさりのせるお好み焼き。


長ねぎのチーズグラタン。


おいしいだしを吸って

こたこたにやわらかくなった太ねぎ。


うどんを食べに行って

小口切りのねぎのサービスをみつけると

ついつい、どんぶりの中身が見えなくなるまで

山盛にいれてしまうくせは昔からです(笑)



スペインのレストランでは

ねぎのおいしい季節になると、

炭火で真っ黒になるまで焼いたねぎ料理をだすそうです。

外側のこげたところをむいて

中心のとろりしたところを引き抜き

塩とオリーブオイルをつけていただくそうですが、

なんだかとってもおいしそう。

いつか食べてみたいものです。





夕涼み 15,July,2011 





夕方、ベランダにでると

目に入ってきたのは

赤いぼんぼりをたくさんつけた屋形船。


豊かな水が流れる

運河の水面を涼しい風が渡ってゆきます。


空気が潤っているようで気持ちがいいです。


今日の東京の気温は32度。

去年の夏は38度まであがったそう。



小さい頃、夏になると

祖母が玄関先によく水をまいていました。

打ち水をしたとたん、サァッと涼しくなって

うれしかったことを今でも覚えています。


すこしの水でもそうなんだから

たくさんの水が目の前にある

この部屋はけっこう涼しいのかも、

なんて思っていましたが大当たり!

暑い夏はちょっと苦手な私ですが

クーラーをつけない生活をはじめてもう20年近く、

ここでもそれを続けていけそうです。



あつかった一日もおしまい。

そろそろ、夕涼みタイムのはじまりです。

180度ひろがる開放的な風景を

楽しみながらほっと一息ついています。

よかったら涼みに来ませんか。







忘れ草 10,July,2011 



夏草が青々として生い茂る季節。

花のすくない空き地や田んぼのあぜ道に

ひときわ目立って咲いている、藪かんぞうの花。

子どものころから大好きな野草です。


あざやかなオレンジ色の花は一日花。


花びんにさしても、すぐにしぼんでしまうのに

藪かんぞうの花をみつけると、持ち帰りたくてウズウズ。

よく花どろぼうしていました。


その花が食べられることや

花言葉を知ったのは、大人になってから。

ますます好きになりました。



藪かんぞうは、別名萱草(わすれぐさ)。

心配やこころの憂さを吹き払い、

悲しみを忘れるという花言葉です。


1日でしぼんでしまう花が、

悲しみも一緒にそっと包みこんでくれるのかもしれません。


自分では払いのけられない辛い思いをしたとき、

「かんぞうの花を眺めれば忘れられる」と

昔の人は、この花を着物の紐になど結んで身につけていたそうです。


夜になると、どこからか

虫の音が聴こえてくるようになりました。


悲しみを忘れさせてくれる藪かんぞうの花。


今度みつけたら

摘んでまぜご飯にしてみましょうか?


あかるいオレンジはお日さまの色、

あしたへ向かう希望の色です。







梅雨明け 3,July,2011 





水色、ひまわりの黄色、すみれ色。

数年前からすこしづつ

雨の日をたのしく過ごそうと

カラフルなレインコートや傘を集めています。


ひざまであるお気に入りの長靴をはけば

雨の日のお散歩もへっちゃら。

水たまりだってジャブジャブいけちゃいます。



傘にあたる雨の音。

濡れたアスファルトの上に

落ちたきれいな色の葉。

雨に濡れて一段と

鮮やかさが増す紫陽花の花。

梅雨もまた美しい

日本の四季のひとつです。


雨あがり、水たまりに映った

公園の木々の緑がきれいです。

くちなしの白い花もそろそろ咲き始めました。



家に帰ったら

自家製ジンジャエールでひと休みしましょう。


梅雨が明けるのはもうすぐ。

お日さまの光がまぶしい夏本番ま近です。





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