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May,2010 |
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ビィンテージ ハット |
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オランダびいきと日本びいき |
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かさねの色目 |
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Summer Time |
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キューケンホフ公園 |
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マロニエの白い花 |
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母の日 |
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オレンジ色のおまつり |
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HAPPY SILVER WEDDING |
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うちのサザエさん |
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April,2010 |
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April,2009 |
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※ |
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風のさんぽ <日本発> |
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ビィンテージ ハット |
28,May,2010 |
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神社の境台などでやっている
あおぞら骨董市に、学生のころからよく行っていました。
何に使っていたのかわからないふるい道具、
雰囲気のある硝子の器や飾り物を
手にとりながら、ゆっくり見て歩くのがだいすきです。
旅先でも気になる場所は蚤の市。
お気に入りのちいさな古い、真鍮の燭台は、
フランスのクリニャンクールの蚤の市でみつけたものです。
先日、アムスの街で
がらくた市のやっている広場を偶然見かけて、
迷わず車をUターンしてもらっていました。
そして出会ったのは、値切るのを忘れてしまったくらい
ひとめで気に入ったビィンテージハット。
家に持ちかえり、ていねいに洗って
アイロンをかけたら、すっかり綺麗によみがえりました。
ヨーロッパの年代ものビィンテージハットのコレクション。
あたらしいMYブームに
これから夢中になりそうです。
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オランダびいきと日本びいき |
25,May,2010 |
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高速道路を車で走っていたら、
前を走る車のベンツマークに目がとまりました。
銀色の輪のなかにある
スリーポインテッドスターは、どこかでみたことがあります。
「あれっ? さっき通り過ぎた、新しい風車と形が似てる。
ピッタリだねぇ。おもしろい! だんだん風車にみえてきたよ。
私もずいぶんオランダびいきになったかもね」
そんなやり取りをしながら部屋に入ると、
すぐ目に入ってくるのは、窓辺に飾ってある五月人形。
甲冑の細かい細工がとてもきれいな古いものですが、こうしてまた、
海を越えてオランダの我が家にやって来ました。
豆皿、橋枕、朱色のおわん。
日本てぬぐい、お気に入りの和皿。
見まわしてみると、日本の美しい暮らしのものにかこまれて、毎日をすごしています。
はじめての海外生活。
着物を日常に着るのもいいなぁと、あこがれていましたが、
なかなか袖をとおせないままです。
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かさねの色目 |
22,May,2010 |
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萌黄色のわかい葉の間に
ちらちらと見えかくれしている、
ほんのりと紅をふくんだ山桜の花。
その美しい自然の色合いは、日本に
古くからある配色法、「かさねの色目」のなかで、
桜萌黄というきれいな名前がついています。
菜の花の黄色、
春の光をうけて輝く若葉の色。
露草の花色、藤色、色づいた葉の色。
2色や5色の色を重ね合わせて
衣装にとりいれて、季節を表して愉しんでいた平安朝の人々。
あいまいな色をうまくとらえることができる日本人は色に対する感覚が鋭くて、
その優れた感性は、むかしも今も変わりません。
春は柔らかく、
夏ははなやかなに、
秋は豊かに、そして、冬はあたたかく。
まいにちの暮らしのなかに
季節の色をとりいれてみましょう。
かさねの色目を知ってから、
色を重ねあわせて、服を着るのがたのしくなりました。
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Summer Time |
18,May,2010 |
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PM8:00 山吹色のひかりに包まれた明るい夕方。
オランダは、夏時間になりました。
夕ごはんを食べ終わってからも
まだ明るい空に誘われて、さんぽにでもいこうか? と、
声がかかるのが、我が家のSummer Timeのはじまり。
長い冬がおわって
春がきたときやってくる、Summer Time.
時計の針を進めた分だけ、あかるい夕方が楽しめるようになりました。
まだまだ友だちと遊んでいたかった、
子供のときの夏やすみの夕方のようです。
夜が長いので、平日でも夕ごはんの後
散歩をしたり、家でゆっくりする時間もふえました。
Summer Time バンザイ!
とても気に入っています。
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キューケンホフ公園 |
15,May,2010 |
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色あざやかに咲き誇る、満開のチューリップの花。
世界で最も美しい春の庭園、キューケンホフ公園にきています。
色とりどりのチューリップに囲まれて
新緑のブナの小道を歩いていると、花の色に染まりそうです。
訪れる人をたのしませてくれる、見事に演出された風景。
円を描いたようなカーブのついた花壇に、
赤や白、オレンジ、紫、あらゆる色の花が植えられていました。
数えきれないほどの美しい花々が
広大な敷地に咲き乱れている様子は、まるで絵葉書のようです。
オランダといえばチューリップですが、
形も色も様々で 初めて見るチューリップもたくさんありました。
ブナの木の下に楚々とし咲いていた、杏色のちいさなチューリップ。
外側がきみどりで、中心に行くほどきれいな淡いピンク色をしているもの。
花びらがフリルのようになっていたり、
つぼみのように丸く、コロンとした花の形だったり。
黄色とオレンジを少し混ぜたような、
穏やかなやさしいピンクに、シックなワインレッド。
ノーブルな白、華やかな赤。
むらさき系の色だけでも、5~6種類はありそうです。
あざやかな色の洪水に、圧倒されてしまいました。
目を閉じてもまぶたの裏にうかんでくる、うつくしい花色。
なんだかクラクラしそうです。
花に酔うとは
こういう事とはじめてわかりました。
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マロニエの白い花 |
12,May,2010 |
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ぶどうの房をさかさまにしたような、白いマロニエの花。
和名はセイヨウトチノキといいます。
秋深くなれば、この木の下で
茶色いとちの実が、たくさんみつかります。
栗の実に似たその実は、一見おいしそうなのですが、
えぐみが強くて苦いので、 ヨーロッパでは食用とされていないようです。
けれども 、アクをていねいに取りのぞいて、
とち餅にして、日本では昔から食べられていました。
そのとち餅が出てくるのが
怖がりの幼い豆太とやさしいじいさまの物語、
「モチモチの木」という絵本です。
二人の住む家の前に、豆太が
「モチモチの木」と呼ぶ大きなとちの木が立っています。
その実でじいさまが作る「ほっぺたがおちるほど、うんめぇ」
とち餅が、豆太はだいすきです。
ある出来事があって、怖がりの豆太が
じいさまのために勇気をふりしぼったとき、光り輝くモチモチの木。
切り絵の挿絵がとてもきれいな、印象に残るシーンです。
ヨーロッパの街路樹として
緑の葉をひろげ、夏は涼しい木陰を作るマロニエの木。
秋になったら、この木の下で
コロンとしたかわいい木の実を拾いましょう。
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母の日 |
9,May,2010 |
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「ママー!」
元気な男の子の声。
窓の外に目をやると、
車のトランクからベビーカーを出して
年配の女性が組み立てはじめたところです。
しばらくすると、ベビー毛布に包まれた
赤ちゃんを抱いて、若いおかあさんが降りてきました。
赤ちゃんをベビーカーに載せて、
二人はこれからどこにいくのかな?
今日のオランダもいい天気です。
こちらにきてから
週末ごとに、日本にいる二人の母と
スカイプでおしゃべりをするようになりました。
げんきそうな声をきくと、ひと安心。
実家の母からは、読みたかった本や
DVDが入ったうれしい小包が、ときどき届きます。
わたしがオランダにきたことで
パソコンをはじめた好奇心旺盛な母。
「あなたも子供を生んで、
私と同じくらいの年になったらわかるわよ」
娘が嫁いでから半年、
昔からよく母が言っていたことが、すこしだけわかりました。
きょうは母の日。
わたしもいつか、
おなじセリフを娘にいう日がきそうです。
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オレンジ色のおまつり |
7,May,2010 |
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先週の金曜日は
女王陛下のお誕生日でした。
王冠の形の風船帽子、
ふわふわのショールに花かざり。
お父さんと一緒に楽しそうに歩いている
子どもの背中には、オレンジの羽がついています。
右をみても左をみても、 オランダの国の色
オレンジ色をどこかに身につけた人で溢れている
クィーンズデイのおまつり。
ぎゅうぎゅう詰めに人を乗せて
大音響の音楽をかけながら、
はね橋の下を次々と船が通っていきます。
みんな歌ったり踊ったり、
飲めや歌えのどんちゃん騒ぎ。
まるで、アムスの街中で
大盛り上がりのお花見の宴会をしているみたいでした。
この日は誰が、どこで、何を売ってもいい日。
街中フリーマーケット状態でおもしろかったです。
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HAPPY SILVER WEDDING |
4,May,2010 |
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ありがとう。
それとも、うれしい?
ことばにするとしたら、たぶん二つとも。
おいしいご飯をつくって食べたり、
たのしくお酒を飲んだり、
手をつないで公園をさんぽしたり。
好きな人とずっといっしょにいられるのは、
奇跡にちかいことだから。
二人を出会わせてくれた、神さまに感謝。
そして、これからも
今までと同じように、時を紡いでいきたいのです。
そうやって年をとり
かわいいおばあちゃんになることが
今のわたしのやりたいこと。
これからもたくさんのHAPPYを作っていけますように。
ありがとう。
いつも一緒にいてくれて。
今日は25回目の結婚記念日。
うれしい日です。
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うちのサザエさん |
1,May,2010 |
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アイロンをかけようとして、
壁に立てかけていたアイロン台に手を伸ばしたら、
「あれっ?」ぎんいろの脚立になっていました。
どうやら、アイロン台の横にしまってある脚立を
まちがって持ってきてしまったようです。
「あなたはこどもの時から
おっちょこちょいで、あわてんぼうのすっとんきょう」
いくつになっても、母からそう言われるわたし。
結婚してからも、お財布を忘れてよく買い物にいくので、
ついたあだ名が「うちのサザエさん」
「物の名前を一文字、必ずまちがえて覚えているよね」
と、いつも笑われています。
旅行にいけば、おみやげよりも
彼がボイスレコーダーに吹き込んだ
わたしの失敗談の方が家族には大うけでした。
「まあ、いいかぁ」と、笑いとばして
暮らしてきましたが、夫婦は長年つれそうと似てくるとか・・・。
結婚当初は、わすれものなど100%しなかった彼。
今朝、玄関先で一言、「あっ、カバン忘れた!」
それを聞いてクスクス笑ってしまいました。
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