November,2009
大笑い
木ようび あめの朝
古都アメルスフォールト
小さな冒険
冬のおたのしみ
風の音
雪待月
秋色のパレット
骨董の街ハーレム
October,2009
September,2009
August,2009
July,2009
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April,2009
風のさんぽ <日本発>

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大笑い   28,November,2009 



おかしくて、涙がでてくるほど

ひさしぶりに、思いきり笑いました。


アムステルフェーン主催の

秋の野外コンサートにいったときのこと。


ステージでは、前にTVでみたことのある、

のこぎりのような楽器の演奏がはじまりました。



「うーん。あまりすきな音ではないなぁ」

と、ちょっと思っていた私。


すると、前の席のちいさなおとこのこが、

となりのこに何かささやいて、おばけのゼスチャーをはじめました。


それは、私の感じていたこととぴったりで、

思わず吹きだしてしまった私。


おとこのこは、うしろで笑っている私に気づいて、

もっと笑わせてあげる! と、いうように

曲にあわせておもしろおかしく踊っています。


演奏しているひとに悪いなァと思っても、

涙をふきながら、大笑いはとまりません。



演奏が終わったとき、

泣き笑いで顔はくちゃくちゃになってたけど、

すっかりはればれとした、いい気分になっていました。


音楽をきいて、こんなに大笑いしたのははじめてです。

アー、おもしろかった!




  木ようび あめの朝 26,November,2009 


窓についた雨のしずくが、

街灯の光をうけて、キラキラ。

まるで、ほたるが光っているようできれいです。



あさねぼうのおひさまがゆっくり起きだして、

東の空がだんだん明るくなって来ました。


木ようび あめの朝。


すっかり冬の装いとなったプラタナスの木。


ライトグレーの空に、

丸い実と小枝のシルエットがよく映えています。



今まで葉にかくれて

見えなかった小鳥の姿も、よく目につくようになりました。


早めに家事をすませたら、

青空がなかに広がる

お気に入りの傘をさしてでかけましょう。


空いろのベレー帽をかぶったら、カメラも忘れずに。



雨があがったら、

きれいなあかい実をさがしましょうか?


Take a joy !


きょうも、おだやかな一日でありますように・・・。




 古都 アメルスフォールト 22,November,2009 


車の運転がにがてな彼が、

まいにち往復2時間かけて出かけていく先。


今日はいつもの走りなれた道を通って、

教会を中心とした古都の街でもある

アメルスフォールトにあそびにやってきました。



街の中は車が入れないので、

手前でとめて、歩いていかなければなりません。


こんなことからも、

昔からのふるい街並みを大切にのこして、

守っていることがよくわかります。



聖母の塔はオランダで最もたかい

中世の教会の塔のひとつで、高さが98mあるそうです。


赤レンガの壁だけの家が建っている

ムールハイゼン通り。


そのまま進んでいくと、

舗道の両側に洋服や雑貨のお店、

レストランがならぶショッピング街になります。



たくさんの人でにぎわう表通りをあとにして

ほそい路地をぬけると、エーム川沿いの

しずかな小道にでました。


むかしの面影が残る眼鏡橋や

赤レンガのかわいい家を見ながら歩いていくと

ちいさな美術館があり、中に入ってみることに・・・。


こんなときはふらっと入って、なんども楽しめる

ミュージアムチケットが活躍します。



ゆっくり絵をみたあと、のぞいてみた

ミュージアムショップで私のすきなシャガールの

青い花嫁のカードをみつけました。


きょうのおみやげはそれで決まり。


家にかえってから、

きれいな額にいれて飾りましょう。




小さな冒険  18,November,2009 


家の近くのトラム(路面電車)の始発駅には、

いつも、青と白のラインの入ったトラムが停車しています。


今日は思いきって、初めて

一人で乗ってみようとやって来ました。


チケットをにぎりしめ、

出発12分前のトラムに乗り込んだ私。



ちょっと、ドキドキ。


でも、小さな冒険をするようで、わくわくします。


出発の時間を少し過ぎて、トラムが動きだしました。


家の近くの見慣れた風景も

いつもより高い目線から眺めると新鮮です。



車内は暖房が効いていて、暖かく、

通路をはさんで、隣の席に座ったのは、

かわいい男の子を連れた60歳位の女の人。


男の子は、ハムがはさんであるパンを手に持っていて

時々、口に入れてもぐもぐ食べています。


ふと、運転席を見ると車掌さんが、

男の子と同じように片手にパンをもって、

食べながら運転!していて、面白かったです。


目の前にあるハードルは、

尻込みしていたらなかなか飛べそうにありませんが、

むずかしそうに見えても、おもいきってやってみると、

けっこう簡単に飛び越えられるんだなぁ・・・と、気づかされました。



きもちひとつで

あたらしい世界がひろがって、

空は曇っていましたが、こころは快晴!


小さな冒険大成功! うれしい一日でした。




  冬のおたのしみ 15,November,2009 



オランダの冬のたのしみは、美術館めぐりとコンサート。


それから、撮りためた写真をもとに、絵を描くこと。


空と大地が出会う地平線と見渡すかぎりの草原。


連立する木々の間にポツンと建つ小さな家。



オランダの風景をはじめて目にしたとき、

時間がゆっくりと流れているような、

やわらかい色調の葉祥明の水彩画をおもいだしました。


「あの絵とおなじ! 本当にあったんだ」

と、すきだった絵の中に入り込んだようでうれしかったです。



はじめてのオランダの冬。


さむくなったら、「英語学習本格スタート!」

なんて、言っていたのに、なかなかはじめられません。


いつまでも、ぐずぐずしています。




風の音   12,November,2009 


明け方近く、

風の音で目がさめました。


プラタナスを大きく揺らして吹く風。


葉ずれの音が聞こえてきます。



もういちど目をつぶりましたが、

眠れそうにもありません。


こんなときは、ベットをぬけだして

キッチンでお砂糖のすこし入った

カモミールの熱いミルクティーをいれます。



時計のコチコチなる音。


靴音たかく、窓の下を通りすぎてゆくひと。


手元には、絵本が一冊。


ほのぼのとして

どこか懐かしい感じのする挿絵を

ぼんやりと眺めながら、あまいお茶をゆっくりと飲みます。



そして体がほっこり温まったら、またベットの中へ。


これがいま一番効き目がある私の睡眠方法です。


眠れぬ夜にいちど試してみてはいかがですか?




雪待月   8,November,2009 



雪待月になり、道行く人は

オーバーや、ふちに毛皮のついたフード付きの温かそうな上着に

手袋やマフラーをして、すっかり冬の装いです。


ふちにレースの付いた黒い傘を

クルクル回しながら話し込んでいる黒い肌の女の人、

お相手の男性はイスラム系の顔立ちをしています。


その向こうを「何頭身あるの?」

と、感心してしまうくらい背が高くて、

ジーパンのよく似合う金髪の女性が、足早に通り過ぎていきました。



背の高い人も、低い人も、

肌の色も、髪の色も違う、

様々な人が混ざり合って暮らしているオランダ。


今でも時々、

ここにいることが不思議な感じがすることがあります。


ふたりで、顔を見あわせて、

「オランダに住んでいるんだよね」と、言いあったり・・・。



雪待月。


オランダで迎えるはじめての冬が、すぐそこに来ています。




   秋色のパレット 5,November,2009 



黄金色、樺色、琥珀、山吹茶。


秋色のパレットを開けたみたいに、

街路樹や公園の木々の葉がきれいに色づきました。



公園にはもちろんのこと、

家々の間や運河沿いの小道にも、

ゆたかな緑の芝生が広がっているオランダですが、

そのうえにも、たくさんの落葉がひらひらと舞い落ちています。


緑と黄色のコントラストがとても美しい落葉のじゅうたんが、

あたり一面ひろがる様子は、いつか見た映画のワンシーンのようです。



色とりどりの木々の葉で彩られた、

美しい晩秋のオランダ。


私の大好きな季節です。





  骨董の街 ハーレム 3,November,2009 



小さな骨董品屋が並ぶ、ハーレムの街。


中世のたたずまいを今に残したような古い街並みは、

15世紀に建てられたゴシック建築の教会を中心に

マルクス広場があります。



ここは、ディジーという映画のロケ地に選ばれました。


広場で似顔絵を描くヒロインの女性は、画家の卵。

骨董屋を営む祖父のお店でアルバイトをしています。

ストーリーはそこから始まって、

あとは、見てのお楽しみ。



主人公が乗っていた自転車や、雨やどりしていた店先。

そんな映画の一場面を思い出しながら、

骨董品や雑貨が並ぶショウウインドウを

ゆっくりと眺めて歩くのはとても楽しかったです。


マルクス広場は赤いレンガの石畳。

そのまわりにはカフェが並び、たくさんの人で賑わっていました。



雰囲気のある美しい骨董の街、ハーレム。


路地をまがったら、

自転車に乗ったヒロインに会えそうです。



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