街を歩いていたら

道路わきの植え込みに

アベリアの花が咲いていました。


白やピンクの花が咲いたあとに

緑色のガクがのこります。


こんもりと丸くてかわいらしくて大すき。


ちいさなちいさな紫陽花みたい。


初めて見つけたときは

大発見したみたいに喜んでしまいました。



秋が深まってくると色づきはじめる

きれいな花のようなガクは

部屋に飾るとそのまま乾き花として楽しめます。


アベリアの花言葉は「謙遜」「強運」


寒さや害虫にも負けない丈夫で強い花木です。

ただいま、セッセと星を制作中。


「ガッシュ」という不透明水彩絵の具で

木の実を白くお化粧しています。



１０代のころから

画材屋さんが好きでよく通っていました。


色とりどりの絵の具や

スケッチブックを見るのは今でも大すき。


銀座にある

あこがれの画材屋さん「月光荘」に

はじめて行ったときはうれしくてワクワクしました。


６０代になった今、

お気に入りの絵の具で

木の実を染めているのが面白いです。


絵を描くのが好きだった

あのころの私にちょっと教えてあげたい気分。


タノシイコトしてるねって

喜んでくれるかな。

「ジングルベ～ル♪ジングルベ～ル♪　鈴がなる♪」


頭のなかをグルグルと

ジングルベルの曲が流れています。


一年がたつのが

どんどん早く感じられるようになりました。


来月は楽しみにしている

クリスマスのレッスンがはじまります。


今年はリースにするつもり。


クリスマスソングを流して

ひとあし早いクリスマス気分にスイッチオン。


さて、どんな風に仕上げようかなぁ。


もうしばらく、頭のなかで

ジングルベルがなり響きそうです。

寅さんの６３回めの誕生日。


朝早くはりきって

チョコレートケーキを作りました。


お祝いごはんは寅さんの思い出の味、

銀座でクロケッツにしようと

ウキウキおでかけ。


予約なしでも大丈夫かな？と

すこし早めにお店にいったら

ナントもういっぱい。


１時間待ちだと言われて

食事のあとにゆっくり銀ブラするつもりだった予定を変更。


私の行きたかった

画材のお店に先に行くことにしました。


銀座８丁目あたりは、

若いころに彼がよく行ったらしく

あちこち路地をのぞきながらおしゃべりがはずみます。


画材屋さんで私が見ている間

ふらりとどこかに行っていた寅さん。


急にもどってきて

「すぐそばに「維新號」があるぞ。そこにしよう！」


「維新號」はおいしい中華屋さん。


あんがいっぱい詰まった

大きな肉まんは昔から家族の大好物です。


あっさりとプランが変更して

なんだかクスクス。


寅さんとのおでかけは

いつもこんな風。


もうすっかりなれっこです。


そばにいること。


あたりまえのしあわせに感謝して

また一年元気に暮らせますように。