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屋根の上の公園 28,June,2013 



いつのまにか

公園の木々が若葉から青葉にかわりました。


紫陽花の水色の花が

深い緑色に映えてとてもきれいです。



ここは屋根の上の公園。


どこからみても

ふつうの公園のようですが

マンションの駐車場の上に造られています。


最初に訪れたとき

大きな木もたくさんあって

屋上なのにあまりに緑豊かで驚いてしまいました。


屋根の上を

緑いっぱいの公園にしてしまう

人の力ってすごいなぁと感心してしまいます。


近くのビルの屋上は

見上げる壁一面にツタが生い茂って

秋になって紅葉すると

それは見事な景色になります。


今からたのしみにしている

私のお気に入りの散歩コースです。







豆グンバイナズナ 10,June,2013 





去年の夏、晴海ふ頭を

散歩していたときに

みかけた豆グンバイナズナ。


もう茶色くなっていたので

家に持ち帰りはしませんでしたが

咲いていた場所はしっかりチェック。


また来年、この場所に来ようと

楽しみにしていました。


だから、今年は

春からちょっとソワソワ。


6月になって

もう摘みごろかなぁと行ってみたら大当たり。


自転車の籠いっぱいに

可愛らしい豆グンバイナズナを

集めることができて大満足です。



実が行司が使う「軍配」に似ているところから

名前がつけられた豆グンバイナズナは

お日さまのよく当たる

駐車場などのコンクリートの隙間や道端などに

芽をだして花を咲かせるつよい野草です。


花言葉は「がんばって」


そのまま飾るのもいいのですが

ドライフラワーにしてアレンジしてもかわいらしいです。







やさしい色 27,May,2013 





あじさいの花が色づきはじめると

もうすぐ雨の季節。


染まりはじめたばかりの

あじさいの花は、ほんのり青いやさしい色。

この花びらに見える部分は

ほんとうは萼で、まん中にある

小さな丸い粒のようなものが花です。



子どもの頃、よく遊びに行った祖父母の家にも

ピンク色のあじさいと

白いガクアジサイの花が咲いていました。

ある時、私のすきな水色のあじさいも植えてほしいと、

祖父にお願いしたら、

「あじさいは土によって色がかわるんだ。

アルカリ性の土にはピンク、酸性の土には水色の花。

石灰をたくさんまいたから

この庭のあじさいはにピンクだなぁ」

そう教えてくれました。


咲きながら色を変えたり

咲く場所によって花の色を変える

あじさいの花言葉は「うつろい」「元気な女性」

雨のよく似合う

あじさいのきれいな季節がはじまりました。







シロツメクサの記憶 15,April,2013 





空き地に咲いた

シロツメクサを見ると

爪がみどりいろに染まるくらい

白い花を両手いっぱいに摘んだ

子どもの頃のたのしかった記憶がよみがえります。


ひんやりとした

クローバーの上に腰をおろして

どちらが長く編めるか

友だちと競争して作ったシロツメクサのネックレス。


秘密という名がつくだけで

ワクワクした基地作り。

幸せを運んでくれるという

四つ葉のクローバーを夢中でさがしたこと。



野原のまんなかで

時間のたつのも忘れて遊んでいました。

いつも身近に咲いていたシロツメクサの花言葉は

「約束」「幸運」そして「私を想って」などなど…。


あの頃、シロツメクサの花言葉を知っていたら

ちょっと恋していた

男の子にこの花をあげていたかもしれません。





ふくふくと春めいて 1,April,2013 





先日、皇居のお堀近くで

バスを待っていたら、

前から走ってきたマラソンランナーが

立ち止まって何やら

しきりに道路脇を覗き込んでいます。

何を見ているのかな?

私もつられて覗いてみたら

街路樹の下にかわいらしい土筆が顔をだしていました。



見上げれば桜の花。


花食い鳥がはらはらと

花を散らしているのもまた一興です。


ふくふくと春めいて

どこかにお出かけしたくなるような

季節になりました。





野の花つんで 17,February,2013 



おひな様を飾るころになると

だんだん気持ちも春めいてきます。


ひと足はやく

部屋の中にも

春の風を吹き込みたくて

野の花をつみに行きました。


お目当ての場所は

運河沿いの歩道わきです。



やわらかそうな土の上に

顔をだしているのは、胡瓜草。

わすれな草を小さくしたような

うす青の花は

とても可憐で大好きな野の花です


葉っぱの形が

仏の台座のように見えることから

名まえがつけられたのはホトケノザ。

群生すると見事なホトケノザの

花言葉は「調和」「輝く心」


ピンク色の花が咲いた後に

小さなキヌサヤのような実をつけるカラスノエンドウ。

くるんと巻いたツルと

やわらかな葉の形がきれいです。



野の花をつんだら

しおれないうちに大急ぎで家に持ち帰り

アレンジするのも楽しいです。


お店で花を買うのもいいですが

春いちばんにこんな野の花を飾るのもいいものです。


きっと、お部屋に春の香りを運んでくれますよ。







さざんか 22,January,2013 



「今晩は東京も雪になるでしょう」


天気予報のお姉さんも寒そう。


きのうよりもあったかく

マフラーをぐるぐる巻いてさんぽに行くと

目に入ってきたのは、さざんかの赤い花。



おままごとあそびや

花かんむりを作るのが好きだった子どもの頃、

この花びらをよく集めて遊んでいました。


花の色はあかと白、

それにやさしいピンクの八重も

モコモコしてかわいらしいです。


家に飾る花は白が好きでしたが

オランダの冬を経験してから

お日さまのあかい色が恋しくて

最近は、あかい花にこころ魅かれるようになりました。



花の咲かない季節に

次々と花開いて街を彩るさざんか。


花言葉は

「 困難に打ち勝つ」「ひたむきさ」


北風に負けず

今日もさざんかの花は咲いています。





雪景色 17,January,2013 





「見てごらん。雪がふってるよ」

ベランダから彼の呼ぶ声がします。

外にでてみると

灰色の空から次々とぼたん雪が降りてきます。

あたり一面みるみる雪景色になりました。


「天気予報では雨って言っていたのにね」

「すごいね!すごいね!まるで、秋田みたい」

久しぶりに積もった雪に

すっかりうれしくなってしまいました。



いつもの見慣れた公園も

まっ白な雪に覆われて童話の世界に仲間入り。

街灯に照らされてとてもきれいでした。


そして、次の朝面白いもの発見。

白いキャンバスにおおきく書かれた「雪だ」という文字。

だけど、しっかり字がまちがっていて

思わず吹き出してしまいました。

楽しかったです。







秋空さんぽ 28,November,2012 





本日快晴。

風はすこし冷たいけど

透き通った青空がとてもきれいです。


走ったり運動するのはちょっと苦手な私。


だけど、おばあちゃんになっても

こんな秋晴れの日は元気におさんぽしていたいから

今からストレッチしたり、まめに歩いたりして

私なりのゆるい体作りをしているつもり。

でも、どう見ても秋空にさそわれて

フラフラおさんぽしているだけにしか見えないかも(苦笑)



銀杏の葉がきれいに色付きはじめた公園で

ちいさなこども達が歓声をあげながら鬼ごっこをしています。

風に吹かれて道端に集まった落ち葉の色のきれいなこと。

こんな風に歩いているときに

いいアイデアがぽんと浮かんだりするから不思議です。

明日も晴れるといいなぁ。





曙色の空 23,November,2012 





東の空がすこしずづつ曙色に染まって

晴海ならではの美しい朝焼けがはじまりました。


オランダにいた頃は

秋から冬にかけて

朝おきるといつも夜のつづきのようでした。

その体験が、お日さまの光をあびて

一日がはじまる喜びを教えてくれました。



人の人生にはときどき

思いもかけないことが起こります。


ちいさな勇気が必要になったとき

思い出すのは今まで出会った人たちのこと。

みんなそれぞれの思いを大切に胸に抱えて

同じ今を生きている。


私もがんばらなきゃ。

今やれることを大事にしよう。



ふつうの何でもない特別な一日のはじまり。


曙色の空は光をまして

運河もきれいなピンク色に染まっています。

もうすぐお日さまが顔をだす時間です。


さあ、今日も一日元気にすごしましょう。




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