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いつのまにか
公園の木々が若葉から青葉にかわりました。
紫陽花の水色の花が
深い緑色に映えてとてもきれいです。
ここは屋根の上の公園。
どこからみても
ふつうの公園のようですが
マンションの駐車場の上に造られています。
最初に訪れたとき
大きな木もたくさんあって
屋上なのにあまりに緑豊かで驚いてしまいました。
屋根の上を
緑いっぱいの公園にしてしまう
人の力ってすごいなぁと感心してしまいます。
近くのビルの屋上は
見上げる壁一面にツタが生い茂って
秋になって紅葉すると
それは見事な景色になります。
今からたのしみにしている
私のお気に入りの散歩コースです。
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去年の夏、晴海ふ頭を
散歩していたときに
みかけた豆グンバイナズナ。
もう茶色くなっていたので
家に持ち帰りはしませんでしたが
咲いていた場所はしっかりチェック。
また来年、この場所に来ようと
楽しみにしていました。
だから、今年は
春からちょっとソワソワ。
6月になって
もう摘みごろかなぁと行ってみたら大当たり。
自転車の籠いっぱいに
可愛らしい豆グンバイナズナを
集めることができて大満足です。
実が行司が使う「軍配」に似ているところから
名前がつけられた豆グンバイナズナは
お日さまのよく当たる
駐車場などのコンクリートの隙間や道端などに
芽をだして花を咲かせるつよい野草です。
花言葉は「がんばって」
そのまま飾るのもいいのですが
ドライフラワーにしてアレンジしてもかわいらしいです。
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あじさいの花が色づきはじめると
もうすぐ雨の季節。
染まりはじめたばかりの
あじさいの花は、ほんのり青いやさしい色。
この花びらに見える部分は
ほんとうは萼で、まん中にある
小さな丸い粒のようなものが花です。
子どもの頃、よく遊びに行った祖父母の家にも
ピンク色のあじさいと
白いガクアジサイの花が咲いていました。
ある時、私のすきな水色のあじさいも植えてほしいと、
祖父にお願いしたら、
「あじさいは土によって色がかわるんだ。
アルカリ性の土にはピンク、酸性の土には水色の花。
石灰をたくさんまいたから
この庭のあじさいはにピンクだなぁ」
そう教えてくれました。
咲きながら色を変えたり
咲く場所によって花の色を変える
あじさいの花言葉は「うつろい」「元気な女性」
雨のよく似合う
あじさいのきれいな季節がはじまりました。
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空き地に咲いた
シロツメクサを見ると
爪がみどりいろに染まるくらい
白い花を両手いっぱいに摘んだ
子どもの頃のたのしかった記憶がよみがえります。
ひんやりとした
クローバーの上に腰をおろして
どちらが長く編めるか
友だちと競争して作ったシロツメクサのネックレス。
秘密という名がつくだけで
ワクワクした基地作り。
幸せを運んでくれるという
四つ葉のクローバーを夢中でさがしたこと。
野原のまんなかで
時間のたつのも忘れて遊んでいました。
いつも身近に咲いていたシロツメクサの花言葉は
「約束」「幸運」そして「私を想って」などなど…。
あの頃、シロツメクサの花言葉を知っていたら
ちょっと恋していた
男の子にこの花をあげていたかもしれません。
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先日、皇居のお堀近くで
バスを待っていたら、
前から走ってきたマラソンランナーが
立ち止まって何やら
しきりに道路脇を覗き込んでいます。
何を見ているのかな?
私もつられて覗いてみたら
街路樹の下にかわいらしい土筆が顔をだしていました。
見上げれば桜の花。
花食い鳥がはらはらと
花を散らしているのもまた一興です。
ふくふくと春めいて
どこかにお出かけしたくなるような
季節になりました。
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おひな様を飾るころになると
だんだん気持ちも春めいてきます。
ひと足はやく
部屋の中にも
春の風を吹き込みたくて
野の花をつみに行きました。
お目当ての場所は
運河沿いの歩道わきです。
やわらかそうな土の上に
顔をだしているのは、胡瓜草。
わすれな草を小さくしたような
うす青の花は
とても可憐で大好きな野の花です
葉っぱの形が
仏の台座のように見えることから
名まえがつけられたのはホトケノザ。
群生すると見事なホトケノザの
花言葉は「調和」「輝く心」
ピンク色の花が咲いた後に
小さなキヌサヤのような実をつけるカラスノエンドウ。
くるんと巻いたツルと
やわらかな葉の形がきれいです。
野の花をつんだら
しおれないうちに大急ぎで家に持ち帰り
アレンジするのも楽しいです。
お店で花を買うのもいいですが
春いちばんにこんな野の花を飾るのもいいものです。
きっと、お部屋に春の香りを運んでくれますよ。
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「今晩は東京も雪になるでしょう」
天気予報のお姉さんも寒そう。
きのうよりもあったかく
マフラーをぐるぐる巻いてさんぽに行くと
目に入ってきたのは、さざんかの赤い花。
おままごとあそびや
花かんむりを作るのが好きだった子どもの頃、
この花びらをよく集めて遊んでいました。
花の色はあかと白、
それにやさしいピンクの八重も
モコモコしてかわいらしいです。
家に飾る花は白が好きでしたが
オランダの冬を経験してから
お日さまのあかい色が恋しくて
最近は、あかい花にこころ魅かれるようになりました。
花の咲かない季節に
次々と花開いて街を彩るさざんか。
花言葉は
「 困難に打ち勝つ」「ひたむきさ」
北風に負けず
今日もさざんかの花は咲いています。
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「見てごらん。雪がふってるよ」
ベランダから彼の呼ぶ声がします。
外にでてみると
灰色の空から次々とぼたん雪が降りてきます。
あたり一面みるみる雪景色になりました。
「天気予報では雨って言っていたのにね」
「すごいね!すごいね!まるで、秋田みたい」
久しぶりに積もった雪に
すっかりうれしくなってしまいました。
いつもの見慣れた公園も
まっ白な雪に覆われて童話の世界に仲間入り。
街灯に照らされてとてもきれいでした。
そして、次の朝面白いもの発見。
白いキャンバスにおおきく書かれた「雪だ」という文字。
だけど、しっかり字がまちがっていて
思わず吹き出してしまいました。
楽しかったです。
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本日快晴。
風はすこし冷たいけど
透き通った青空がとてもきれいです。
走ったり運動するのはちょっと苦手な私。
だけど、おばあちゃんになっても
こんな秋晴れの日は元気におさんぽしていたいから
今からストレッチしたり、まめに歩いたりして
私なりのゆるい体作りをしているつもり。
でも、どう見ても秋空にさそわれて
フラフラおさんぽしているだけにしか見えないかも(苦笑)
銀杏の葉がきれいに色付きはじめた公園で
ちいさなこども達が歓声をあげながら鬼ごっこをしています。
風に吹かれて道端に集まった落ち葉の色のきれいなこと。
こんな風に歩いているときに
いいアイデアがぽんと浮かんだりするから不思議です。
明日も晴れるといいなぁ。
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東の空がすこしずづつ曙色に染まって
晴海ならではの美しい朝焼けがはじまりました。
オランダにいた頃は
秋から冬にかけて
朝おきるといつも夜のつづきのようでした。
その体験が、お日さまの光をあびて
一日がはじまる喜びを教えてくれました。
人の人生にはときどき
思いもかけないことが起こります。
ちいさな勇気が必要になったとき
思い出すのは今まで出会った人たちのこと。
みんなそれぞれの思いを大切に胸に抱えて
同じ今を生きている。
私もがんばらなきゃ。
今やれることを大事にしよう。
ふつうの何でもない特別な一日のはじまり。
曙色の空は光をまして
運河もきれいなピンク色に染まっています。
もうすぐお日さまが顔をだす時間です。
さあ、今日も一日元気にすごしましょう。
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