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今日は立春。
まだまだ
寒い日がつづきますが
暦の上では今日から春のはじまりです。
散歩の途中
きれいな紅梅の花が咲いていました。
「木の花はこきもうすきも紅梅」と
いにしえの時代、清少納言が愛でた
紅梅の花言葉は「優美な人」
青空によく映える花を見上げながら
去年の暮れから
パタパタとちょっと気ぜわしかったなぁと
わが身をふり返り反省中。
紅梅のように優美な人になるには
まだまだ修行が必要かも(苦笑)
枝の先で膨らみながら
春を待つ冬芽のように
心の花を育てていきましょう。
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コンクリートの隙間から
顔をのぞかせているのはヒメツルソバ。
金平糖のような
丸いピンク色の花がかわいらしくて大好きです。
夏の初め頃から寒い冬まで
次々に花を咲かせ、
秋には葉っぱにV字模様が入って
きれいに紅葉します。
花言葉は「愛らしい」「気がきく」
今年も道端に咲いている
ちいさな花たちからたくさん元気をもらいました。
来年はどんな花と出会えるか
とてもたのしみです。
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ベランダの柵にとまって
寒雀がチュンチュン鳴いています。
羽毛をふわふわに膨らませた
まるまるとしたシルエットがふたつ
カーテン越しに見えて
とてもかわいらしいです。
もうすぐクリスマス。
空はよく晴れて勿忘草色。
外は寒いけど
ぐるぐるマフラーを巻いて
でかけてみましょう。
ケヤキや桜、トウカエデ、サルスベリ。
すっかり葉をおとした
木々のシルエットがきれいです。
落ち葉の積もった足元に
ヒヨドリジョウゴの赤い実が揺れています。
冬木立を楽しみながら
まちあるき^^
でも、寒雀のように
たくさん着込んでまるまるとした姿は
ちょっと知り合いには見られたくないなぁ^^
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緋色に茜、金茶色、山吹に朱色。
色とりどりに草木が紅葉する
晩秋から冬のはじめにかけての季節が
一年中でいちばん好きです。
燃えるような明るい色も茶色にあわせるとステキとか
あの黄色はベージュと灰色をミックスしたような色によく似合うとか
草木の紅葉をお手本に配色レッスン。
きれいな秋色に染まった草木を愛でながら
散歩を楽しんでいます。
黄葉したヘクソカズラはかわいらしいハートの形
街路樹のケヤキは赤く染まり始めた木と
まだ紅葉していない緑色の木のコントラストがいい感じ。
桜の木の下でみつけた
茜色のきれいな葉はお持ち帰り決定です^^
先週末、毎年とても楽しみにしている
お泊り会がありました。
新幹線に乗っていった杜の都仙台は
季節がすこし先に巡って紅葉の真っ盛り。
黄色く色づいた銀杏の葉が
明るい秋の空に映えてとてもきれいでした。
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十五夜に飾るすすきや野の花を
近くの空き地から摘んでくるのは
ちいさい頃から私の役割り。
お月さまの見える玄関にすすきを飾り
果物やお団子をおそなえしたら準備OK!
ワクワクしながら
月がのぼり始めるのを待ちます。
月のうさぎの話を聞いたり
祖父母とのお月見はとても楽しいひとときでした。
こころの中にそのとき蒔かれた小さな種が
どんどん大きくなって
大人になった今では月を愛でるのが大好き^^
一年中、夜空をよく見上げています。
満月もきれいですが
明け方の空にうかぶ三日月や
群雲に見え隠れする月も風情があっていいものです。
夕暮れどき、街を歩いていたら
オレンジ色のまあるいお月さまが
建物の影から出てきてびっくり。
こんなサプライズも楽しくて好きです。
秋も深まってくると
いよいよ月待ちシーズン。
一人で見る月もよし、二人で見る月もよし。
お酒を酌み交わしながら
好きな人と見る月はまた格別です。
十五夜の次は十六夜(いざよい)
立待月(たちまちづき)、居待月(いまちづき)、寝待月(ねまちづき)
さて、今夜はどんな月がでるかな?
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よく晴れた気持のいい朝です。
空にはきれいな鱗雲。
自転車に乗って
ちいさい秋をさがしに行きましょう。
家のすぐ近くに流れている横十間川は
江戸時代、深川の木場へ
材木を輸送するために掘られた運河です。
川沿いの道は
水辺の散歩道として親しまれていて
最近見つけたお気に入りの場所です。
のんびりと亀が甲羅ぼしをしている池がスタート地点。
川にいくつもかかる橋を数えながら
緑の小道を抜けていくと風情のある木道が現れます。
その道をカタコト音をならして走るのが好きです。
お日さまのひかりにエノコログサの穂がキラキラ。
水車小屋の前には
きれいな萩の花が咲いています。
どこからか金木犀の甘い香りがしてきました。
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図書館に行く途中
道路脇にきれいな白い彼岸花が咲いていました。
赤い彼岸花も好きですが
白はあまり見かけることがなかったので
うれしかったです。
彼岸花の別名は曼珠沙華。
梵語でおめでたいことが起こる兆しに
天から舞い降りてくる赤い花、天上の花という意味です。
花言葉は
赤は「情熱、悲しい思い出、想うはあなた一人」
白は「また逢う日を楽しみに」
お日様の光があたって
輝くように咲いていた白い彼岸花。
この夏出会った人たちの笑顔が浮かびます。
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雨の季節になると
咲きはじめるちいさな白い花。
木陰にそっと咲いていて
散歩の途中に
見つけるとうれしくなってしまいます。
楚々としてかわいらしい
この花が大好きです。
つゆ草によく似ているので
勝手に白いつゆ草と呼んで愛でてきましたが
この花の本当の名前はトキワツユクサ。
花言葉は「尊敬」
朝に咲いて昼にはしぼんでしまう
一日花の青いつゆ草とちがって
一日中咲いている強い花です。
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晴海に春一番が吹きました。
運河の水面が
波立つほどの強い風に
表情をどんどん変えて
流れてゆく雲が面白かったです。
空を見上げて
雲を見るのが好きです。
桜が咲くころの白菫色の曇り空、
夏空にモクモク広がる入道雲、
空がだんだん高くなって
ひつじ雲が登場すると秋の始まり。
都会のまん中でも
いろいろな形の雲を眺めていると
季節の移り変わりを感じることができます。
朝焼けや夕日に染まるきれいな雲、
月の光に照らされる雲も風情があっていい感じ。
先日、見かけた雲はなんだかワニみたい(笑)
親ワニの上に子ワニってとこかな?
なんて見立てて喜んでいます。
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街を歩くと
どこからか沈丁花の甘い香り。
ひと雨ごとにあたたかくなって
あかるい陽ざしに春の気配がしています。
オランダの冬は長くて
お日さまが顔を出している時間は短く、
朝、目が覚めてもまるで夜のつづきのよう。
だから、春になると
会う人ごとに「ビューティフルデイ!」
笑顔で挨拶していたことが印象に残っています。
日本で暮していると
あたりまえのように思っている
明るいお日さまのひかりに照らされる喜び。
とても大切なことを教わりました。
季節はゆっくりとかわり
草木はやわらかな芽をだして
花の咲くときを待っています。
このちいさな芽が
おおきく成長するまで
きっといろいろなことがあるでしょう。
人のこころに芽吹いた
夢や希望も同じ。
あせらないで一歩ずつ。
少しずつ大きくなって
いつかきれいな花が咲く時を
たのしみに待ちましょう。
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