自 然
紅 梅
ヒメツルソバ
冬木立
秋色さがし
月見頃
ちいさい秋
天上の花
白いつゆ草
風 雲
ビューティフルデイ
more...

mailto:at_miyuu@mac.com


紅 梅 4,February,2015 



今日は立春。



まだまだ

寒い日がつづきますが

暦の上では今日から春のはじまりです。


散歩の途中

きれいな紅梅の花が咲いていました。


「木の花はこきもうすきも紅梅」と

いにしえの時代、清少納言が愛でた

紅梅の花言葉は「優美な人」



青空によく映える花を見上げながら

去年の暮れから

パタパタとちょっと気ぜわしかったなぁと

わが身をふり返り反省中。


紅梅のように優美な人になるには

まだまだ修行が必要かも(苦笑)


枝の先で膨らみながら

春を待つ冬芽のように

心の花を育てていきましょう。







ヒメツルソバ 30,December,2014 



コンクリートの隙間から

顔をのぞかせているのはヒメツルソバ。



金平糖のような

丸いピンク色の花がかわいらしくて大好きです。


夏の初め頃から寒い冬まで

次々に花を咲かせ、

秋には葉っぱにV字模様が入って

きれいに紅葉します。


花言葉は「愛らしい」「気がきく」


今年も道端に咲いている

ちいさな花たちからたくさん元気をもらいました。


来年はどんな花と出会えるか

とてもたのしみです。





冬木立 20,December,2014 





ベランダの柵にとまって

寒雀がチュンチュン鳴いています。


羽毛をふわふわに膨らませた

まるまるとしたシルエットがふたつ

カーテン越しに見えて

とてもかわいらしいです。



もうすぐクリスマス。


空はよく晴れて勿忘草色。


外は寒いけど

ぐるぐるマフラーを巻いて

でかけてみましょう。


ケヤキや桜、トウカエデ、サルスベリ。


すっかり葉をおとした

木々のシルエットがきれいです。


落ち葉の積もった足元に

ヒヨドリジョウゴの赤い実が揺れています。


冬木立を楽しみながら

まちあるき^^


でも、寒雀のように

たくさん着込んでまるまるとした姿は

ちょっと知り合いには見られたくないなぁ^^







秋色さがし 12,November,2014 



緋色に茜、金茶色、山吹に朱色。


色とりどりに草木が紅葉する

晩秋から冬のはじめにかけての季節が

一年中でいちばん好きです。



燃えるような明るい色も茶色にあわせるとステキとか

あの黄色はベージュと灰色をミックスしたような色によく似合うとか

草木の紅葉をお手本に配色レッスン。


きれいな秋色に染まった草木を愛でながら

散歩を楽しんでいます。




黄葉したヘクソカズラはかわいらしいハートの形

街路樹のケヤキは赤く染まり始めた木と

まだ紅葉していない緑色の木のコントラストがいい感じ。

桜の木の下でみつけた

茜色のきれいな葉はお持ち帰り決定です^^


先週末、毎年とても楽しみにしている

お泊り会がありました。

新幹線に乗っていった杜の都仙台は

季節がすこし先に巡って紅葉の真っ盛り。


黄色く色づいた銀杏の葉が

明るい秋の空に映えてとてもきれいでした。







月見頃 19,October,2014 





十五夜に飾るすすきや野の花を

近くの空き地から摘んでくるのは

ちいさい頃から私の役割り。


お月さまの見える玄関にすすきを飾り

果物やお団子をおそなえしたら準備OK!


ワクワクしながら

月がのぼり始めるのを待ちます。


月のうさぎの話を聞いたり

祖父母とのお月見はとても楽しいひとときでした。


こころの中にそのとき蒔かれた小さな種が

どんどん大きくなって

大人になった今では月を愛でるのが大好き^^


一年中、夜空をよく見上げています。


満月もきれいですが

明け方の空にうかぶ三日月や

群雲に見え隠れする月も風情があっていいものです。



夕暮れどき、街を歩いていたら

オレンジ色のまあるいお月さまが

建物の影から出てきてびっくり。


こんなサプライズも楽しくて好きです。


秋も深まってくると

いよいよ月待ちシーズン。


一人で見る月もよし、二人で見る月もよし。


お酒を酌み交わしながら

好きな人と見る月はまた格別です。


十五夜の次は十六夜(いざよい)

立待月(たちまちづき)、居待月(いまちづき)、寝待月(ねまちづき)


さて、今夜はどんな月がでるかな?







ちいさい秋 30,September,2014 





よく晴れた気持のいい朝です。


空にはきれいな鱗雲。


自転車に乗って

ちいさい秋をさがしに行きましょう。


家のすぐ近くに流れている横十間川は

江戸時代、深川の木場へ

材木を輸送するために掘られた運河です。


川沿いの道は

水辺の散歩道として親しまれていて

最近見つけたお気に入りの場所です。




のんびりと亀が甲羅ぼしをしている池がスタート地点。


川にいくつもかかる橋を数えながら

緑の小道を抜けていくと風情のある木道が現れます。


その道をカタコト音をならして走るのが好きです。


お日さまのひかりにエノコログサの穂がキラキラ。


水車小屋の前には

きれいな萩の花が咲いています。


どこからか金木犀の甘い香りがしてきました。







天上の花 27,September,2014 





図書館に行く途中

道路脇にきれいな白い彼岸花が咲いていました。


赤い彼岸花も好きですが

白はあまり見かけることがなかったので

うれしかったです。


彼岸花の別名は曼珠沙華。


梵語でおめでたいことが起こる兆しに

天から舞い降りてくる赤い花、天上の花という意味です。


花言葉は

赤は「情熱、悲しい思い出、想うはあなた一人」

白は「また逢う日を楽しみに」


お日様の光があたって

輝くように咲いていた白い彼岸花。


この夏出会った人たちの笑顔が浮かびます。







白いつゆ草 12,June,2014 



雨の季節になると

咲きはじめるちいさな白い花。


木陰にそっと咲いていて

散歩の途中に

見つけるとうれしくなってしまいます。



楚々としてかわいらしい

この花が大好きです。


つゆ草によく似ているので

勝手に白いつゆ草と呼んで愛でてきましたが

この花の本当の名前はトキワツユクサ。


花言葉は「尊敬」


朝に咲いて昼にはしぼんでしまう

一日花の青いつゆ草とちがって

一日中咲いている強い花です。





風 雲 21,March,2014 






晴海に春一番が吹きました。


運河の水面が

波立つほどの強い風に

表情をどんどん変えて

流れてゆく雲が面白かったです。


空を見上げて

雲を見るのが好きです。



桜が咲くころの白菫色の曇り空、

夏空にモクモク広がる入道雲、

空がだんだん高くなって

ひつじ雲が登場すると秋の始まり。


都会のまん中でも

いろいろな形の雲を眺めていると

季節の移り変わりを感じることができます。



朝焼けや夕日に染まるきれいな雲、

月の光に照らされる雲も風情があっていい感じ。


先日、見かけた雲はなんだかワニみたい(笑)

親ワニの上に子ワニってとこかな?

なんて見立てて喜んでいます。







ビューティフルデイ 15,March,2014 



街を歩くと

どこからか沈丁花の甘い香り。



ひと雨ごとにあたたかくなって

あかるい陽ざしに春の気配がしています。


オランダの冬は長くて

お日さまが顔を出している時間は短く、

朝、目が覚めてもまるで夜のつづきのよう。


だから、春になると

会う人ごとに「ビューティフルデイ!」

笑顔で挨拶していたことが印象に残っています。



日本で暮していると

あたりまえのように思っている

明るいお日さまのひかりに照らされる喜び。


とても大切なことを教わりました。


季節はゆっくりとかわり

草木はやわらかな芽をだして

花の咲くときを待っています。



このちいさな芽が

おおきく成長するまで

きっといろいろなことがあるでしょう。


人のこころに芽吹いた

夢や希望も同じ。


あせらないで一歩ずつ。


少しずつ大きくなって

いつかきれいな花が咲く時を

たのしみに待ちましょう。






ページトップへ
ホームページへ
次へ  
Copyright(c)2000 Atelier Miyuu. All Rights Reserved.